2020年1月28日火曜日

「私という奇跡」

1月29日付の日高新報に「少年メッセージ2019 日高地方発表会」の優秀賞の『「私」という奇跡』という文が載っていた。
 私は先天性ミオパチーセントラルコア病という病気を持っています。という書き出しで始まる。
聞いたことのない難しい名前の病名。
どんな病気なのか気になり読み進む。
進行性の筋肉の病気で小学5年生で体を支える手術をし、障害者と認定されたことで今までの生活が一変したとある。
以前の自分と何も変わらないと思っているのに介助員が付き出来ることもさせてもらえない苛立ちと窮屈さに叫びたい気持ちに苦しんだ。

しかし自分を支えてくれる存在が家族の他に三つあるという。
一つ目はできることには手を出さず、困っているときにはさりげなく友達として助けてくれるクラスメイト。二つ目は自分の病気を研究している主治医の先生。ここに自分が生きている心の拠りどころを見つけた。この病気の医学研究に携わりたいと考えている。三つ目は本、どんな時も色々な世界へと繋いでくれる。そして感じていても表現できなかった言葉が見つかるという。
その中に「僕はふつう」という一文が心を捉えた!
表現できずに心の底で凍らせていた思いを表現する言葉を見つける。
障害があってもみんなと一緒に出来ること、出来ない時には手を差し伸べてくれる友がいる「私はふつう」 なのだ。
そしてこれらがすべて奇跡。そして(障害は個性)ではなく奇跡だ。と言いきる中学3年生の女子学生。

心を打たれた。何と強い、そしてなんと明るい。
これだけの文章が書けるなんてなんとすてきな。愛読書の「ワンダー」だけでなく沢山の本を読んでのことだろうと感心するばかりである。

活字から遠ざかっている自分を反省する機会にもなった。

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