2013年6月30日日曜日

川合玉堂

この人の名を知ったのは今日が初めてです。

1873年~1957年 日本画家とNHKの」TV番組日曜美術館で紹介されました。
日本の人々の日常の暮らしの営みを描いた作品が多くあるそうです。

「彩雨」という作品が画面いっぱいに映しだされました。
大きな水車があり、木々には柔らかな雨が煙るように、またその葉や枝を伝って滴り落ちる雨はその落ちる速度さえ伝わってくるのです。
小脇に野菜を抱えた女の人は手拭いをかぶって急ぎ足です。
色彩は多くないのに日常が伝わってくるのは描写力なのでしょうか。
事細やかに描かれた画面を見ているとその湿度さえ伝わって来るようです。

また、「行く春」という作品は4メートルの屏風に描かれています。
春の終わりの頃の風景です。桜吹雪、水車、縄をなう人がいます。
懐かしさを感じます。
どの作品も馬や鳥が人と共に暮らしていて時が緩やかに流れています。
現在は便利さと引き換えに失ってきたものを思い出させてくれたひと時でした。

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