2016年6月13日月曜日

綾戸智恵 市民教養講座

土曜日、市民教養講座の講師はジャズシンガーの綾戸智恵さんと言うことで出かけた。
実は何としても聴きたいというのではなかったがチケットを反故にするのはもったいない気持ちの方が強かったのです。
だけど会場はいっぱいで座席を探すのに苦労する。

舞台には通常、講師の演台があり水差しとグラスがおかれている事が多いのだがそれも一切ない。
小柄できゃしゃな彼女はだだっ広い舞台に小走りに現れた。だけど、舞台が広すぎるではないかと思う間もなく、彼女が話し始める。
その小さな体で舞台の上手、下手、中央と客席に向き合い移動しながら語る。舞台をいっぱいに活用しているのだ、もはや、彼女の動きのせいで、その小さな体格も大きな舞台も今は気にならない。
今日の演題は認知とその家族についてで、自身の体験を交えながら さすが大阪人しゃべりはおまかせという具合。
身振り手振りも交えて、辛い介護でどんなに努力しているかではなく、母親と息子の暮らしぶりを楽しみながら(といえば語弊があるかもしれないが、あえて)母の介護に励み、リハビリも辛さを伴わず本人が何でもそれをしたいという目的があれば頑張れる、母の場合、美味しい御寿司を食べたさにあえて選んだ階段のある店に通うのが結構リハビリに繋がったとユーモアを交えて語った。
それと心に残ったのは何事も縁があって次の人生に又新しい縁がつながるということだ。ピアノを学んだこと、ジャズの世界に入ったこと、渡米、介護、おむつのコマーシャル、講演を出来ることすべてが繋がっている。
何事にも向き合う姿勢が大切と教えられた。
講演の最後は自身のCDを買って、サインをするよ、今日はすべりのよい服でペンの動きもスラスラ!とどなたかのチャイナ服を茶化す場面もあり、すっかり乗せられて、私CD買ってしまった。
「テネシー・ワルツ」が入っているというその一言で。

0 件のコメント:

コメントを投稿