2016年3月7日月曜日

自分の居場所

夕べ「東京家族」というテレビドラマを見ました。
といっても途中から、山田洋二監督です。
瀬戸内海の島にすむ両親が、東京で暮らす三人の子供たちを数日間訪れた時の様子をそれぞれの家族模様を交えながら家族のありようを描いた作品です。

私が見た時は両親はもう東京について駅まで迎えに来ているはずの息子と会えないとこからです。迎えに行く駅を間違えた次男はまだ独身、彼のことが一番気掛かりな親なのです。
そして先ずは長男の所へ一泊、開業医をしていてけっこうな暮らしぶり、よくできた嫁がすき焼きでもてなしてくれます。あくる日は東京名所巡りのはずが急患ででかけられなくなる。
両親はがっかりした顔もしないのだが息子夫婦は申し訳ない気持ちになる。
その下の長女は夫と美容院を経営して忙しく繁盛しています。
ここでも一泊をするのですが何しろ狭い、そこで 久しぶりの両親にゆっくりと喜んでもらうべく兄弟でお金を出し合って高級ホテルで過ごすプランをたてる。
自分たちも行ったことがない高級ホテルの数日をプレゼントして親孝行のつもりが両親は立派すぎてぎこちなく予定を変更して母は次男の所へ行ってその暮らしぶりをみて掃除や料理をしてやりたいと、又父親は友人の仏前にお参りしてまた別の友人がりっぱな家で幸せに暮らしているというので出かける。

次男は恋人がいて母に紹介する。母はその娘をすっかり気に入って喜ぶ、父には次男が自分の口から父に伝えるように諭す。

一方父は友人の仏前にお参りしたあと、泊めてもらう友人と絶ったはずの酒を呑み酔い潰れてしまう。その友人から息子たちに遠慮して自分のお客を泊められないと聞いた。
長男の家で母が倒れ、あっけなく息を引き取る。
お骨になって島に戻る。次男と恋人だけが最後まで残る事に、しかし父は恋人に言葉をかけないどころか無視状態、ここへ来るべきじゃなかったと恋人は悔やむが島を立つ日やっと父は恋人に感謝の気持ちを伝え明るい顔で若い二人は島を後にする。
というところで終わるのだが、各人各様に親孝行をしようとするのになぜかかみ合わずからまわりをしてしまう。
生活の拠点が違い生活のパターンが違うと食い違うのも仕方ない。
しかしそれぞれの居場所に戻ると又日常の滑らかな毎日が続く。
自分の居場所があるということは幸せなこと、そして最後は元他人同士だった夫婦との生活が一番しっくりする。
家族の在り様は様々ということを再認識させられた。

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