2016年5月12日木曜日

清水三年坂美術館

又テレビでの話ですが、日本の美術工芸の職人の技を紹介していました。
清水三年坂美術館に収蔵している工芸品が紹介されていた。
江戸時代後期から明治にかけての品々である。
蒔絵、七宝、金工、の精密な細工は現在の人間国宝の方々も再現できないという作品も。
紹介されていた象牙に彫刻した筍は今の季節私たちも目にする機会が多いので「あ、そうそう 根のとこはこんな赤いぶつぶつがあるね」とその忠実に再現された筍を親しい感じで見ていたが、解説によると表皮の先の部分の毛の一本一本まで彫っている、また少しめくれた表皮の内部にも彫刻が施されているというのを聞いて只々「へ~~」と間の抜けた感嘆の声しか出なかった。
手間や時間を惜しまず只納得のいくまで技術の追求を求めるということが、忙しく常に何かに急かされている現在の私たちの社会では難しくなってきているのであろうか。
そして、この素晴らしい芸術品が多く海外に流出しているというのはもったいないことである。
この美術館の館長はこうした工芸品を日本に買い戻す努力をされているのは力強い限りである。


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