弁護士高井に押されて当時のいじめの内容をぼつぼつと話しだした寺本にいじめの核心部分を突く。
翔太のズボンを脱がせて写真を撮りそれをちらつかせて金を持ってこい。と言った事、パンツ一枚になった翔太の写真を事もあろうにA学園の女生徒たちに送ったと言う。
正樹は怒りに震える。時々隣に座る高井が落ち着けとでもいうようにつま先に触れて来る。
その写真を今も持っているであろう女生徒の名前を探し出すことを寺本の付き添いで来ている作家の桜井の頼む。
彼はその知名度と顔の広さでミスA学園を探し出したが、困ったことにミスA学園はボストンにいると言う。正樹は証言をしてくれるなら日本に来るための飛行機代などの費用はすべて持つ覚悟だ。
その夜、いつものように正樹は翔太の部屋のドア越しに調査の経過を報告する。
寺本は昔のことをとても悔いていて色々協力してくれるそうだ。お前も父さんも許す気にはなれないがこのことに免じて彼だけをちょっと違う立場にしてやれないだろうか…。と語りかける。ドアの隙間から「ユルサナイ」と書いた紙きれが差し出された。
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