2015年12月19日土曜日

老後破産

「読んでみる?」と友達が「老後破産」という本を貸してくれた。
(NHKスペシャル)の取材班が書籍化したものだそうだ。
<決してあなたも例外ではない!!>と赤い腰帯に気になる表示。
最近別の番組で同じようなのを見た。そこで老後が困窮している人たちの話では若い時の年収は一般年収に比べはるかに高かったにもかかわらずその頃は貯蓄しようという考えなどなかったとか、マンション購入に毎月の支払はこれからも何とか続けられるという読みの甘さで陥った人たちの話だった。
まるでイソップ童話の「アリとキリギリス」みたいだなと感じた。
だから、この本の人達も似たようなものかなと思っていたが、
読み進めてみるとまた違う老後破産の話である。
切りつめて年金だけでつつましく何とか生活していた高齢者がジワジワと老後破産に陥っていった道筋がかかれている。
今日と同じ明日が来ていたなら、それでも持ち堪えていかれたであろう暮らしが病気や連れあいの死がきっかけで経済的に困窮しその為自分が病気になっても病院へ行かずに我慢し、ついには重症化し、孤立し、また、生活保護を受けることさえ出来ずに
想像を超えるような貧困生活をしている人たちの悲痛な実態である。

読後は暗い気持に包まれたが、健康こそが老後の強い味方であることを知り、困ったときのSOSを行政に伝える術というか知識を持っておくことも人生を左右する重要なカギであることも知った。
私は例外などとのんきなことを言ってられない時代なのかもしれません。
今更、貯蓄なんて出来っこないのでせめて元気でいたいものです。 そして今までたいした病気をしたことがないまぁ、丈夫な体質で生まれてきたことを感謝しているのです。
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