2018年11月9日金曜日

冬隣

 NHKの歌番組で優れた歌詞の特集についてわが日高番傘同人の随筆が地方新聞に載っているのを見せてもらった。
その中で ちあきなおみの「冬隣」という楽曲の歌詞が紹介されていた。
「冬隣」はやがて訪れる冬がすぐそばまで来ているという意味の俳句の冬の季語です。

歌詞の方は恋人が逝ってしまった淋しさせつなさを綴っている。
“地球の夜更けはさみしいよ”というフレーズになんと色々な心情が含まれているのだろう。
静寂、夜の闇、孤独、縋れる人がいないたよりなさ、空虚感などなどこの一節が語る様々な光景。日本語の素晴らしさの神髄を語るようだ。

私も以前から素晴らしい歌詞の数々を感じる機会を得た。
古い歌だが三橋美智也の「哀愁列車」には「未練心につまづいて」だの「窓が二人を遠くする」だの擬人法による一節が見事だなと感じたものだ。
短い言葉の中に色々な心の内を表現できる日本語の素晴らしさをもっともっと勉強したいと思わせてくれる随筆でした。

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