2025年7月16日水曜日

京鹿子娘二人道成寺

京鹿子娘二人道成寺の映画を観に行った
坂東玉三郎と尾上菊之助が二人の花子(実は清姫の化身)を踊ります

道成寺で鐘供養があるので是非拝ませてほしいという
所化と言う修行中の若いお坊さんたちは白拍子であるならば、舞いを舞うならと言うことで許してしまう

この時小さな木戸があって花子はまだ木戸の外なので赤い花緒の草履をはいているが許されていったん袖に入って改めて出てきたときは草履ははいていない、境内の中に入ったことをこんな目立たない演出で表現しているのだ

とにかく次々に長唄や地唄や鳴り物に合わせて華麗に舞う花子の踊りは美の世界に誘われてうっとりします
二人で舞う花子、ある時は二人が合体したかと思うほどぴったりでまたある時は一人が分身したかのような舞い姿 何よりも衣装の早変わり、重ねた衣装を引き抜きと言う手法で一瞬にして衣装が変わる 何度衣装替えがあったのかしら

また、素人の目から見ても息をのむような美しい所作の数々、ただ歩くだけでも滑るような動きです
あの重い衣装を着けて体をそらすシーンでは思わず息をのみました

色とりどりの衣装や小道具で見る物を飽きさせません
映画なのに本物の舞台を見ているような時間でした

ラストシーンは「鐘に恨みは数々あれど・・・」やはり清姫の怨念が鐘にとりついてすさまじいまでもの形相で二人花子が鐘に巻き付きます

美しい物を見ると目が喜びます 日本の文化にじかに触れたようなひと時でした

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