先日買った「火花」読み終えました。
熱海の花火大会の仮設ステージで売れない漫才コンビ「スパークス」が観客に注目されないまま舞台を終え、最後の出番のコンビとすれ違う瞬間に「仇とったるわ」と舞台に上がって行った「あほんだら」というコンビの一人が主人公が「一生の師」として仰ぐことになる「神谷」、そしてスパークスの「徳永」との物語。
笑いについて独特な感覚を持ち、ある意味破天荒な生き方をする神谷、一方まじめで常識の域を越えられない 読者から見ると安心感を与えてくれる徳永との相対的な人生観が融合し、漫才の笑いというテーマについて二人を深く結ぶ。
最初は「僕」という一人称の主人公だったが、二人のひょんな出会いの時の自己紹介で「徳永」 とわかる。
神谷は弟子となった徳永に自分の伝記を書くようにいう。
まじめな徳永は伝記はその人が亡くなってからのものという疑問を持ちつつもノートに書き留める。
読み終えて、私は彼らの生き方に比べ、どれ程いい加減な、年月に流されゆくままな暮らしをし、人生と真剣に向き合い努力したことがないような気がして恥ずかしさを覚える。
今日はここまでです。
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