2015年8月7日金曜日

夏休みの宿題

今は昔、こんな言葉で今昔物語は始まる。
そう、今は昔、私が小学、中学生だった頃の話。
お盆がすむと なぜか31日が猛スピードで迫って来る。
30日までに夏の友は友達の後方支援をいっぱい受けてどうにか出来あがるも、問題は工作、読書感想文、写生画などの自由課題に必死に取り組んだものだった。
TVで見ていたらそんな宿題を代行してくれる業者がいて引っぱりだこの忙しさらしい。読書感想文などはその子の筆跡まで真似て仕上げてくれるというもの。

賛否両論がある。それもありの意見を聞いてみると、中学受験を控えてのこの時期、塾の宿題を重視してとにかく合格への道を選ぶ。塾の方も学校の宿題よりも塾の宿題に重きを置くようにとのことらしい。
なるほど、今時の子供は大変だな。しかし、私はとんでもないと思うのだ。
 この歳になってあのころ学校で教わったことに無駄なものってあったろうか?
例えば音楽教室で初めてクラシック「子供の情景」をレコードで聞かせてくれた 音楽室のことを鮮明に思い出す、これがなければクラシック音楽を一生知らずに過ごしたかもしれないし、図工の教科書にマチスの絵が載っていてあの鮮明な色彩と伸びやかさが印象に残っている。テストで難関を突破するのもすばらしいが、味のある人生のための作業もまた必要ではなかろうかと感じるのである。

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