翌日当番ではないが関所に向かう。理世に逢う為である。
が理世は昼過ぎにしか来ないと言う。仕方なく関所を抜け理世を待ち受ける。
きっとこの道を通る。やはり理世が近づいてきた。たおやかな佇まいである。
理世は夫の事での話と聞き緊張する。
しかし武一と騎市そして騎市と巴田との繋がりを聞き安堵の息を吐く。
夫への深い情愛とこのまま離れ離れになろうとも夫の西国への出立を見守る決意に寂寥の色が浮かぶ。
「きっと無事に西国へお連れ申す」理世の瞳に希望が宿る。
武一の中に迷いはもうなかった。
あと少しだが又真夜中返却日は今日までだがもう一日待ってもらおう。
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