関を越えるもの超えないもの様々な人間模様がこの関所を舞台に繰り広げられるが、第4話は「相撲始末」と言う章である。
ある日、臨月間近の夫婦が関所を越えようとしていた。
この手形、往復手形ではなくいわば片道切符、まして身重とはいえ女連れである。何やら仔細がありそうで細かに吟味すると言うときに相撲の一行が来た。彼らの取り組みを見物する間旅人を待たせることに、だが先の妊婦が激しい痛みに見舞われる。
まだ関越えをしていないので江戸側の民家の世話になる。
この夫婦、江戸から借金をして豆腐屋を開業していたのだが返済はしたのに利息と称しての不当な取り立てによって夜逃げ同然で夫の故郷をめざしていたのである。
数日後、生れたのはおんなの子だった。
たとえ赤子とはいえ女子なので難しい問題が生じる。皆で関を超す手助けをして無事関越えをして故郷に帰る事が出来る。
男の故郷は先日亡くなった名物豆腐やの孫に当たる者であった。
又うまい豆腐が食べられると喜ぶ。
そんなある日、ふと目にした男女、女は人見女の理世、男は「もしや」とも思ったがまぎれもなく騎市であった。
理世を巡って騎市と武一、気になるところである。
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